サンワサプライ 400-FPRD2レビュー 指紋認証でGPD Win Miniが完璧に?!

出かける際はGPD WinMiniを持ち歩くのが当たり前になっているが、Windows Hello(生体認証)が使えない点は不満点である。USB Type-Aの指紋リーダーはいろいろ出ているが、GPD WinMini(2023)にはTYPE-Aがない。そこにサンワサプライからTypeC対応の指紋リーダーが出るというニュースを見て即購入した。ただし、購入した後で調べてみるとTypeC対応の指紋リーダーもいくつか出ているのだった。認証精度とサイズが使用感に直結するため、これから購入する人は金額やレビューを見て検討されたら良いと思う。

設定と利用

400-FPRD2はUSB-TypeCコネクタ対応のWindwos Hello対応指紋リーダーである。これを使うことで、後付けでWindowsの認証に生体認証機能を追加し、ログインやパスワードの呼び出しなどが手軽になる。400-FPRD2の機能としては10本の指まで登録することができ、タッチする指の向きに関わらず認証をすることができる。製品詳細についてはサンワサプライのホームページご参照のこと。

ちゃんとした説明書。久しぶりな印象。

届いてから早速コネクタに刺すと、自動的にドライバが認識され使用可能になった。
ちゃんとした説明書(もちろん日本語)がついてくるのはさすがサンワサプライというところ(丁寧な説明書に感動する時代なんだなぁと感慨もある)。あとは説明書に従ってWindwos側で指紋の登録を行えばよい。
設定→アカウント→サインインオプション→指紋認証から設定するだけだが、始めるまでどこで設定するのか度忘れしていたので説明書のおかげで調べる手間が省けた。

認証は一瞬で完了し、ログイン可能である。また、ある程度意識的に指を認証面に当てればほとんど失敗することはない。実際に使ってみると指紋認証はやはり便利だ。そして、同時にセキュリティも向上する。

パスコードを毎回入力するユースケースでは簡単なパスコードに設定しがちである。しかし指紋認証で手軽にログインできるようになると、指紋認証でミスった時だけパスコードを入力すればよくなり、多少複雑でもそれほど気にならなくなる。複雑なパスコードを設定すればセキュリティは高まるが、それによって機器を使う気がなくなるのでは本末転倒である。生体認証によって複雑なコードを設定することも「できるよう」になる。生体認証にすることで利便性とセキュリティ向上の両得があるということだ。

大体15mm飛び出る。せめてあと5mm短ければ…と思う。

問題点

これでGPD Win Miniの機動力は完璧に…!なればよかったのだが、残念ながら問題もある。
1つは400-FPRD2の形状だ。薄型のノートPCにマッチするように作られているからだと思うが、GPD Win Miniに装着すると薄いが後ろへの張り出しが大きい。大きさ自体は気にならないものの、張り出していることでTypeC端子に無理な力がかかりそうなのが気になっている。
2つ目は装着位置だ。GPD Win MiniにはUSB4端子が一つしかないため、外部ディスプレイを使う前提だと真ん中よりのポートに装着することになる。そうすると指が届きにくい。ちょっと持ち替えて指を伸ばして認証することになる。奥行きが長い形状もこの問題を助長している気がする。
3つ目はWindowsの問題だが、3回認証に失敗するとパスコードを打たなければならなくなる。雑に認証しようとすると失敗することが多い。3回目は少々丁寧にやるから失敗する頻度はそれほど頻度は多くないが、個人的にはリトライ回数は5回ぐらいに設定したいところだ。調べてみたものの、この失敗回数の上限は変更できないようなので仕方ないようである。

USB4にさす方が自然な認証が可能になるが、そうするとGPD G1を使う際に抜くことになり面倒・・・。
握っているところからはちょっと無理に指を伸ばすことになる。無理に伸ばすと認証が失敗しやすくなるという問題も。

まとめ

400-FPRD2の形状とGPD Win MiniのUSBポートの位置、それから来る認証の失敗とWindowsHelloの仕様が使いにくさにつながっている。はっきり言って相性が良いとは言えないかもしれないが、それでも指紋認証があるのとないのとでは大違いで利便性を大幅に高めることができたと思う。※いや、最初から生体認証がついていてくれれば言うことないんですけどね。

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