ライトに楽しめる大人の飲み物 サントリー ノンアルでワインの休日<赤><白> レビュー

ノンアルコール飲料や微アルコール飲料に関心が高いことは以前もネタにした通りだが、サントリーがノンアルコール飲料市場へに力を入れ、新商品のラインナップを拡充するというニュースを見て楽しみにしていた。そのニュースで紹介されていたワインテイストの「ノンアルでワインの休日」が3/1に発売されたので、さっそく買ってみた。
※2022年3月2日現在、武力で他国をねじ伏せようとする国のせいで大勢の人々が犠牲になっている。UMPCで遊べるのもおいしい新商品を楽しめるのも平和があればこそ。戦争の早期終結を祈念します。

2022年3月12日 白も試したので追加 こちらのほうが好み

3月1日の業後にいくつかコンビニを回って探したところ、1店舗のみ販売しているのを発見!めでたく購入することができた。売っていた形跡として棚にタグがある店もあったので、一度は陳列されたものの軒並み売切れてしまったのかもしれない。
今回購入できたのはスパークリング赤ワインの「ノンアルでワインの休日」(メーカーホームページ)である。

かなり期待していたので入手できた幸運をかみしめる

どういったものか

身もふたもない言い方をすれば脱アルコールされたワインエキスが入った炭酸ぶどうジュースである。
しかし、昨今の飲食料品の新規商品開発は厳しさを増しているので、開発者の苦労と研究の成果が入っているのは間違いない。期待して開封する。

商品名 サントリー ノンアルでワインの休日
原材料果実(ぶどう、カシス)、砂糖、ワインエキス(ノンアルコール)/炭酸、酸味料、ブドウ果皮色素、香料、乳酸Ca、酸化防止剤(ビタミンC)、増粘剤(キサンタン)/原料原産地名 チリ製造(ぶどう果汁)
アルコール分(度数)0
エネルギー18kcal/100ml
たんぱく質0g
脂質0g
炭水化物4.6g/100ml
食塩相当量0.06g/100ml

グラスに注いでみると

カシスが入っていることを感じさせる華やかさと酸味のある香りが立ち上る。香りはぶどうジュースに近い印象だった。色は思ったよりも濃く、高級感を感じさせる。

飲んでみると

「ちょっと甘いな」という印象を抱いたものの、ぶどうの渋さを感じることができ、鼻に抜ける香りは一般的なぶどうジュースとは一線を画している。ただ、自分的には炭酸とカシスの香りが強くちょっと甘すぎる印象。とはいえ、以前飲んだノンアルコールワインは「アルコールがないワインであること」に最大の価値を置いているいるんだな、と思ったものだが、「ノンアルでワインの休日」はこの商品ならではのおいしさがある。

甘すぎるといったが、味のバランスは滅茶苦茶厳密に調律されているのが伝わってくる。ちょっと甘さを抑えたら、ほかのすべてを設定しなおす必要がある、そんな印象がある。

ワインらしく飲んでみようとチーズを用意したのだが、これは不正解だった。「ノンアルでワインの休日」がチーズに完全に負けてしまい口の中で一体感が出ないのだ。残念に思ったのだが、夕食の残りの煮物と合わせてみたら、これはハマった!淡白な味の料理とは抜群の相性という印象である。

成城石井で普段買わないチーズを買ってみたんですけどねー。むしろ個性の強いチーズだから合わなかったのかも

どんな飲み方が良いか

自分個人の印象だが、「じっくり宅飲み」という用途ではないんだろうな、と改めて気づいた。商品名にあるように休みの日に軽く気分を変えたい、といった用途を想定しているのだろう。甘さがあるので「ノンアルでワインの休日」だけでも楽しめる。あとはドライバーも全く問題ないわけだから、バーベキューなんかでみんなでワイワイ飲むのにも良いだろう。

とはいえ、自分としてはもう少し炭酸は弱めで渋さを強め、甘さを抑えてもよいのではないかと思うので開発者の方がここを見ていたらぜひ次期バージョンでは検討していただきたい。

発売日には赤しか見つけられなかったのだが、その後ノンアルでワインの休日<白>も発見したので試してみた。こちらのほうが飲み込む時に感じる酸味や種の渋みなども感じることができ、ワイン感が強いように思う。赤のほうはブドウ以外の果実を感じるのだが、白は純粋にブドウの香りや味が感じられることで「確かにワイン」と感じた。これが気に入ってすでに何度かリピートしている。赤・白ともに今のところ特定のセブンイレブンでしか見かけないので、いろいろなところで購入できるようになるといいなぁ、と思いながらコンビニに行くと陳列棚で探してしまうのであった。