20%還元キャンペーンで話題のPayPayを使ってみた(後編)

・アプリのトップページで決済が可能
・バーコードの読み取りが早い
・インパクトのあるキャンペーン
×・銀行口座の登録が煩雑
・決済方法を「ぺいぺいで」と告げるときの謎の気恥ずかしさ

使ってみて

登録後何回かPayPayで支払ってみた。キャンペーンはもちろん魅力的だが、アプリを立ち上げた後のホーム画面に支払い用バーコードが表示されるため、以前使用したQRコード決済アプリの時の
「あ、QRコード出さなきゃ!」という慌ただしさはない。


アプリを起動するとプリペイド支払い画面が表示される。


クレジットカード支払いの場合は上の部分を右から左にスワイプし、カード部分を
タップする、という手間がかかる。プリペイドを使ってほしいのだろう

また、QRコード決済の時はうまく読み込まれず、店員さんから読み取ってもらうために輝度を上げたり角度を合わせてみたり…という手間が頻繁に発生したのも使用しなくなった原因である。しかしPayPayは通常のバーコードだからか読み取りが一瞬で完了する。その分セキュリティが懸念されるが、5分たつとバーコードが無効化されるので知らないうちに写真に画面を撮られてコードが悪用される、というリスクは抑えられているといえるだろう。
ApplePayなどのスマホ決済を使用している人はキャンペーンが終わったら使わなくなるだろうが、財布からクレジットカードを出したり、小生のようにiDカードをパスケースから出したりするより手軽に決済ができると思う。

キャンペーンについて

利用した後で履歴を見るとキャッシュバックの金額を確認することができる。
キャッシュバック対象金額は消費税込みの価格の20%となっているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

573×0.2=114.6 端数は切り捨て。(実質的には)コーヒー分を差し引いたよりお得に。

ビックカメラ系列の店舗が加盟店になっているため、周りにも今日から週末にかけて家電量販店に走る、という人が何人もいる。昨日の終業後に量販店に行った人は店員さんに「あっという間にキャンペーンは終了するのでは」といわれたそうだ。初日にサーバーがダウンしのは多くの人が殺到したからだといわれている。いろいろなことが言われてはいるがソフトバンクの孫社長はこのようなつかみが本当にうまい。最初にケチることなく、20%還元だけでもインパクトがあるのに全額キャッシュバックと自社顧客へのプログラムも盛り込んできてロケットスタートした。当然、100億円かけてでも個人の決済情報を取得したいということはデータが投資金額を超える価値を生み出すと考えているだろう。「個人情報を利用する」というと「気味が悪い」と思いがちだがそれが持つ「価値」がどのようなものなのか、考えてもよいのかもしれない