バッグにはこだわりがあり、定期的にいろいろ購入しているが、ace.／エース ハンスリーSDH(67791)が良い感じだった。
自分の中では「必要なモノを身に着けて楽に運ぶこと」にこだわりがありバッグは結構集めていて、このブログもそれにちなんだタイトルになっている。しかし、実はそういう人は多いのかもしれない。MakuakeやGreenFundingに登場するバッグ類はほぼすべて目を通しているが、どれもかなりの達成率でファンディングが成功する。みんな「これぞ人生の1つ」とまで言えるようなバッグにはなかなか巡り合えずに、これはどうかな、次はどうかな、と物色している状態なのではないか。少なくとも自分はそうである。とはいえ、中に入れるものの重さも体積も変わらないことを考えると、4次元ポケットクラスのものが出てくるまで旅は終わらないのだろう。
コロナも明けて出張が増えている。新幹線の移動では、コンセントが装備された車両がほとんどで、仕事をすることが…できる。何ならTrainDeskであればオンライン会議もOK(同僚はほかの乗客に「うるせえ」と怒られたとしょげていたが)だし、Swork席であればパーティションまでついている。そうなってくると「新幹線の中でこの資料できますよね」とか「移動中のこの時間、会議入れてもいいですよね」みたいな移動中は仕事して当たり前状態となり、北陸新幹線も東海道新幹線ももっと通信を安定させてください、というか昔は出張先への往復でどの本を読むか選ぶのが楽しみだったなぁ、と遠い目になったりもする。
さて、そういう状況だから新幹線に乗ったら素早く電源と通信機（弊社はフリーWifiは使ってはならない掟）をセッティングし、到着地ぎりぎりまで仕事を引き延ばし、素早く撤収し、さらに新幹線の待合室でオンライン会議をするためにまた設置という設置と撤収のシーケンスが連続する。これを素早くするために出張カバンとは別のサブバッグとして見つけたのがace.／エース ハンスリーSDHだった。
主な入れたいものはACアダプタとケーブル(複数本)、USBハブ、ポケットWifi（X11）、折り畳み傘、財布、そして必携ツールになっているGPD WinMiniだ。PC周辺機器は1まとめのきんちゃく袋に入れているのできんちゃく袋ごとバッグに入れる。有線の方が手早く接続でき通信の安定度が高まる上、モバイルバッテリの電源消費を抑えられるので、PCとの接続はワイヤードが基本だ。
ポイント
お店で見たときに最初にひかれたのは絶妙なサイズ感だった。これを超えたサイズになると取り回しが悪くなるし、「そんなにでかいサブバッグならそっちに全部まとめれば？」といわれたり、お客さんから「大荷物ですね 笑」といわれたりする。どうやらA4が入るかどうかがサブバッグの分かれ目のようだ。
商品の詳細はACEのホームページをご覧いただければと思うが、ノーマルのハンスリーSDとちょっと高いハンスリーSDH の2種類の展開となっている。自分が購入したのはハンスリーSDHの方だ。Aceの商品はほかにも持っているが、「優等生キャラ」の印象が強い。期待以上の結果を出してくれるんだけど、面白みは薄い的な。そんなこともあってちょっと個性を出しているSDHにしたのである。
一番外側のポケットは両側から入れられる。中でつながっているのでどちらからでも取り出すことができる。
使用感
実際に入れてみるとこんな感じ。
作りが良いからだと思うが、かけていて疲れにくい。特徴のない平ベルトなのだが、動いてもずれにくく体にフィットする。左右両開きのポケットのおかげでどちらにかけても使い勝手が変わらないのもよい。
各ポケットのファスナーが気持ちよく開閉できるのは精度が高いためだろう。
また、ちょっとの移動であれば上部のハンドルを持って移動できるため、新幹線から降りるときは手でもって移動し待合室で店開きするのもスムーズである。ショルダーバッグを頭通すアクションって結構かったるかったりするのだ。スムーズなのは客先でも活きる。最近、客先との訪問打ち合わせもハイブリッド会議で、対面のメンバーもTeamsやZoomにはつないで資料はそちらで確認するスタイルが増えているが、1時間を超える打ち合わせだとバッテリーが心もとないため電源をお借りしてセッティングする。ポケットWifiも必要だ。必要なモノをサブバッグに入れておくと取り出しも片づけも機敏に行える。
品質とサイズ感と使い勝手が良い。あとはデザインにもうちょっと面白みがあればなぁと思うこともあるが、それゆえビジネスでは使いやすいわけだし、やっぱりこれでいいかと思った。
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