性能はディスプレイの接続方法で決まる? HDMIとUSB Type-Cのディスプレイ出力をOnemix3でテスト

データだけでなく映像の出力もできるUSB TypeCポートだが、これで出力した場合、既存のHDMIで出力する場合と比べて性能への影響はないのだろうか。また、USBハブで映像出力した場合はどうだろう? そんな疑問を抱いたため、USB Type-C Alternate Modeモードに対応し、HDMIポートもついたOneMix3を使って検証した。

テスト内容:
テストは解像度を含めていくつかのパターンで行う。
使用する測定ツールは3DMarkのFireStrike、ディスプレイはThinkVision P24h-10
検証パターンは以下の通りである。
・内蔵ディスプレイ標準解像度(2560×1600)
・内蔵ディスプレイ(1920×1080)
・TypeC接続(2560×1440)
・TypeC接続(1920×1080)
・HDMI(2560×2440) 
・HDMI(1920×1080) 

解像度の影響を確認するため、全てのパターンで共通の解像度として1920×1080を設定している。

テストは熱の影響を避けるため、GPD POCKET2を100均の扇風機で冷却の扇風機を設置して行った。

考察:
ちょっと意外な結果である。
行う前の予想としてはHDMI(1920)⇒内臓ディスプレイ(1920) ⇒Type-C(1920)という順になると思ったからだ。実際には内臓ディスプレイが最も高く、HDMIは最も低い結果となった。また、TYPE-C(2560)で出力した際の落ち込みが大きいのは送信データサイズが多いからだろうか。
HDMI出力は(1920)解像度では最も遅くなっているが(2560)解像度ではType-Cを逆転している。
結果はもっとも高いものでも5%も変わらないのでそこまで気にする必要はなさそうだ。

GPD Pocket 2の場合:
同様のテストをGPD Pocket 2でも行ってみた。
こちらはTYPECのハブを介したHDMI出力の結果もとっている。

使用したTYpe-Cハブ。有線LANポートがついている。今度W05の有線と無線の比較をしたい。

結果は概ねOnemix3と同じ傾向となった。
ただし、GPD Pocket 2のほうが外部出力した場合の数値の落ち込みは小さい。
また、もっと遅くなるかと思ったが、ハブ経由の結果がほとんど変わらない点も意外だった。


昔のSTNやDSTN方式の液晶ディスプレイは外部ディスプレイを接続することでベンチマークテスト(懐かしのWintach1.2)のスコアが20%ぐらい上がったこともあった。もっとも、その頃の外部ディスプレイはCRTで今は内蔵ディスプレイも外部ディスプレイも液晶である。そのため差は小さく、あまり気にすることはなさそうだ。

しかし、PCの機体によって内蔵ディスプレイと外部ディスプレイを使用した場合の差は異なるようなので、どの程度差異が出るかはPCごとに確認したほうがよさそうである。