「使い物になる」という印象のGPD Pocket2。
自分のメイン環境であるSurface Pro4、GPD pocket(初代)との性能をベンチマークで比較してみた。PCの総合的な使い勝手を図るPCMARK 10 、ゲームはほぼしない(Skyrimが20%ぐらいのところで止まっている)のだが、やらないこととできないことは気分的に異なるということで3DMARK、ネット上の他のPCや他のGPD Pocket2の結果と比較するためのドラゴンクエストXベンチ、という3本で実施した。
GPD Pocket | GPD Pocket2 | Surface Pro4 | |
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CPU | Atom x7-8750 | CoreM 7Y30 (初期ロットのため) | Core i5-6300U |
メモリ | 8GB | 8GB | 4GB |
記憶装置 | 128GB(eMMC4.x) | 128GB(eMMC5.0) | 128GB(NVMe) |
電源設定 | 電源プランを「バランス」、"最も高いパフォーマンス”に設定 | 電源プランを「バランス」、"最も高いパフォーマンス”に設定 | 電源プランを「高パフォーマンス」に設定 |
ネットに掲載されている他の結果と比べると、小生のGPD Pocket2はそれらと同程度の標準的な性能があるといえそうだ。
メインで使用しているSurfacePro4と比べると8割程度のスコアとなっている。
この差はほとんど体感できない上、ブラウザにタブをたくさん開くような使い方をするとSurface pro4は明らかに引っかかるような動きをする。メモリの容量の違いによりむしろGPD Pocket2のほうが快適に感じられることも多い。昨年入れ替えられた会社のPCのメモリも4GBだが、そろそろ8GBを標準にしてほしい。
一方、冷却性能を高めCPUのセッティングがチューニングされたGPD WIN2はGPD Pocket2と同じCPUながら3Dmarkのスコアが今回のSurfacePro4のスコアを上回るようなので、もうちょっと頑張れるんじゃないかな、と思ってしまう。メーカーの保障をあきらめる気になったら冷却シートの追加などを行っていきたい。実用上は全く問題ないけど、ロマン?